【ギター初心者へ】アンプについての基本と、購入に迷った時の考え方

私がギターを始めようと色々調べ物に奮闘していた頃、
アンプの必要性や用途について理解していく中で購入前の私はこのように考えたことがあります。

「実際アンプなくてもギターだけでコードとか練習できるよなぁ、生音はするんだし」


このように思う方、実は結構いらっしゃると思います。
アンプを手にした私も今でもたまに生音で練習することありますよ、

よほど金銭面・予算の都合が、とのことであれば、ギター欲の湧いているうちにさっさとギターだけ買ってしまうのも一つの手だと思います。ですがギター開始から半年経過した私の考えはこうです。

ここからは私なりにアンプの必要性や、そもそも「アンプって何?」と思っている人へ向けて以下説明していこうと思いますのでぜひ参考になれば幸いです。

目次

ギターを始めるにあたり必要なものを調べていくと、
エレキギターの練習には欠かせないもの、アンプ/Amplifierの存在にぶち当たります。

まず、アンプとは簡単に説明するとギターの音(弦の振動)を増幅させる装置のことを指します。
特にエレキギターの生音は集合住宅でも近所迷惑を気にする必要がないほど小さいので、
他の楽器とは違い手軽に練習できる点では現代社会の生活にマッチしている楽器だと思います。

しかし私たちがエレキギターで想像する音は生音では出すことができません。
特にジャキジャキとした歪んだ音!
電気信号に変わった音をアンプ内で音の各要素の調節なども込みで、
最終的に「キュイーン」という音になる、
この過程に必ず必要なのがアンプです。

またアンプの大半はヘッドホンを使って練習できるので夜間でも安心して練習できます!

結論から言うと、アンプがなくても弦を押さえたらその音程の音は鳴るので、弾くことが可能です。
ただし上達を目指す上では必須と私は考えます。

私もアンプを刺さずギター単体で弾くことが今でもあります。
運指の確認、コードのポジションの確認などはアンプの有無は関係ないですが、(単純に怠惰です)


それでも、上手くなるための練習でアンプが必須なのは私なりに考えると以下が挙げられます。

  1. 弦のミュートの練習がエレキギターでは必須!(余弦ミュートと呼ばれます)
  2. 電気信号に変化した音の挙動を練習の中で理解できる
  3. 音作りの練習ができ、またそれに関連して知識も身につく
  4. アンプの音で練習する方が何倍も楽しい!

ここでは各項目の説明は詳しくは行いませんが少しだけ、

1の余弦ミュートは初心者がまず苦労する技術ですが、アンプを使うと弦を鳴らした時に、鳴らしていない弦まで共振しこれを拾ってしまうため雑音混じりの汚い音になってしまうのです。
これを防ぐために鳴らさない弦を手や指で触れて振動を防止するというのが「余弦ミュート」というものです。
アンプを通さないと気付けないのでこれは常にアンプを用いた練習で意識する点になります。

また4.アンプから音が鳴るのが楽しいのは弾いたら明白です!ぜひご自身で体感していただきたい点ですね。

ここからはTHR 30II Wirelessというハイエンドモデルを入手した私の持論ですが、

例えば必要・便利家電においては必要な機能が最低限備わっているものを選べば満足度は得られます。

しかし初心者が選ぶアンプとなると、
どこまで機能が備わっていれば満足できるかが具体的にイメージできませんよね。
普段使っている家電の買い替えとは違い、持ったことがないものを初めて入手するとなると情報収集もそれなりに時間をかけて行いますが、ここで何が起こるかというと、

それなりに知識がつく、ということです。

この言葉の意味がなすのは、
「初心者向け〜」、「エントリーモデル」と言った商品が視界に入って来なくなるということです。
これって私だけですかね??せっかく買うならいいのを、という気持ちが強くなるのですが。

それぞれの状況、予算、熱量など判断材料は複数存在しますが、
生活家電とは違い趣味・娯楽の製品です、ここはケチらず持て余す機能をいつかは全て使いこなすんだ!という気概で購入できる方は買ってしまっても勿体無いことはないと私は考えています。
そしてたくさん使ってハイエンド機能を当たり前に使いこなし、これがなきゃやってられないと思えたら十分儲け物ではと思います。

今回は初心者・ギター購入を検討している方へ向けての基本的なアンプのお話に加え、私個人の考え方まで共有させていただきました。
自身もまだまだ初心者の段階ですが同じ初心者目線という視点で何かご参考になる情報がお伝えできていれば非常に幸いです。

満足のいくギター・アンプの購入ができ、楽しいギターライフを共に送れる仲間が増えるととても嬉しく思います!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次