グローバル化が謳われる昨今、英語力が非常に重要視される世の中への移り変わりを実感することが増えてきました。
あらゆる広告で英語力・英会話力を上昇させる様々なサービスを目にすることも多い世の中ですが、
私も英語力アップのため日々奮闘していた時期がありました。
この記事では英語力の中でもTOEICに焦点を当てて、私がこれまで取り組んできたことを紹介できればと思います。
私のTOEICスコア遍歴
タイトルにある通り、大学受験で受けたセンター試験は8割の点数でした。
また英語という教科について、自分としては得意・好きな科目という立場にありました。
ここからは初めてTOEICを受験した時から最後に840点を取るまでの一連のスコアを覚えている範囲で記していきます。
大学入学時:400点台
具体的な点数を覚えておらず申し訳ないです。当時の私はセンター8割でもTOEIC半分くらいしか取れないんだ!と少し驚いた記憶があります。
大学1年次修了時:500点台
特に対策はしていません
就活前:630点
就活の履歴書に600点くらいから書けると聞き少し対策して受験しました。
就職後1度目:590点?
受験を決意した時がモチベーションMAXでその後はずるずると対策が不十分でした。
就職後2度目:690点
公式問題集や金フレの単語帳で対策しました。単語に力を入れた記憶があります。abceedなどアプリもこまめに使っていました。
2024年4月:840点
①約半年英語学習にフルコミット&②ラスト1ヶ月でTOEIC対策を行いました。
①の英語学習についてはこちらの記事で具体的に何を行なったか、英語力の推移についてまとめています。
スコアアップのために取り組んだこと
840点を取る前、690点に至るまでに受験した際の対策は、
・公式問題集を解く
・TOEICに必須な単語をできるだけ覚える
どこにでも書いてある、TOEIC対策として確実に有効とされるごく一般的な方法ですよね。
私の考えはこうです。
TOEIC対策は大事、さらに英語力の基盤強化の上にTOEICスコア大幅アップが期待できる。
英語力を司る基盤項目とは
TOEICにも試験のタイトルにあるように、リスニング&リーディング・スピーキング&ライティングと4項目が主な英語力を語る上で出てきます。
全てをバランスよく鍛えることも大事ですが、
TOEICを受ける立場としての視点で、対策にリスニングとリーディングだけに特化するのは個人的な考えとして少し足りていないかなと思います。
次項目ではリーディングとリスニング力の向上への考え方を私なりにまとめます。
リーディングは速さ&基礎力
私たち非ネイティブが英文読解に必要な知識は単語・文法です。
読めないところが出てきたら確実に単語か文法知識不足によるものと原因が割れているので問題演習と答え合わせ・解き直しで確実に不明点を潰していける項目でもあります。
一方、リーディングパートの圧倒的なハードルは、時間内に解き終わらないところにあると思います。
私も840点を取れた試験で初めて完答できました。
ある程度の基礎を身につけた後は、速読トレーニングがこのパートの得点率アップの鍵を握るポイントであることは間違いないので時間を意識して取り組むことも非常に重要になってきます。
この本で速読対策を行いました。
リスニングは自身がその音声を再現できるか
リスニングについては、スピーキングと合わせてトレーニングを行うことが重要と私は考えます。
ここで言うスピーキングは必ずしも英会話ということではありません。
ですのでオンライン英会話をTOEICにわざわざ行う必要はないかなと思います。
ではリスニングに必要なスピーキング力とは何か、
ネイティブのように発音ができる&ネイティブの速さで自身の口が動かせる
会話はむしろ多少発音が甘かったりスピードが伴わなくても成立するため、TOEICにおいては英会話スキルではないという説明になります。
なぜ”聞こえる”ために”話せる”ことが必要なのか、それは
聞こえないフレーズというのは、結局は自身でスピーキングすらできないためです。
自分が言えないものは聞き取れもしない、この事実に気がつかない人が一定数存在すると思います。
英文を発話する際、学習した時の単語をそのまま並べて順番に発音するのではなく実際はかなり発音の変化が生じています。この音の変化を自身のスピーキングで実感し知ることで実際に音声で聞いた時に理解ができるようになるという形でトレーニングを進めていく必要があります。
発音変化の例:
a lot of (ア・ロット・オブ)→alorov(アロロブ)
(単語を繋げて書いたイメージで発音してみる&”t”は音が”r”に変わりやすい)
より詳しくは実際にコーチングでトレーニングした時の内容を紹介しつつ説明していきますのでこちらからご覧ください。
まとめ
英語学習は正直終わりがなく、自身の理想とのギャップも感じやすく、数多くの挫折を私自身も経験してきました。
私も今は学習ストップしており、840点まで取れる自信は正直ないのですが、
直前の追い込みもとても大事になります。
直近で予定している人は現在の英語力にTOEIC対策でどこまで伸ばしていけるか、
先の時期に受験予定の人は現在の英語力の底上げから、自身のペースで積み上げていってください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
努力して目標・理想に近づこうとしている人を尊敬してますし、心から応援させていただきたく思います!
ここまでご覧いただきありがとうございました。
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