プログリット(*)というサービス、ご存知でしょうか?
私が英語トレーニングで非常にお世話になったコーチングサービスです。
Webサイト *プログリット【公式】|英語コーチングスクール
私は英語力、特に話す力: スピーキング力を鍛えたいなと、漠然とした思いがありました。そんな中で偶然にも職場で英語教育のプログラムとしてこちらのサービスを受けられる機会に恵まれ、半年間利用することになりました。
ここからは実際のスコア遷移とともに、何に力を入れてトレーニングを続けてきたのか、紹介していこうと思います。
プログラム受講前後の英語力推移
Versant(*1)スコア/CEFR(*2)指標
参考 (*1) VERSANT|本当に話せる英語力の証明
(*2) 各資格・検定試験とCEFRとの対照表
最終的に2度の受講を終えて最終的にスコア10アップしました。
紹介しているスコア自体は正直全く高得点ではありません。Versantは90点満点、CEFRもB1の上にB2,C1,C2と続きます。ですが特にスピーキングに特化した対策を行いスコアアップしたという点で私なりですがこのような結果となりました。
この学習を終えたのち受けたTOEICについてはこちらの記事で結果や学習方法など紹介しておりますのでぜひ↓

私がスピーキングに特化する学習の中で、この期間に集中的に取り組んだこと、日々の学習時間などを次項目に記していきます。
日々の学習メニューは?
まず、英語の基礎力として毎日取り組んだことは以下の通りです。
・単語(30分)
(1週間で100語、毎週単語テスト実施)
・瞬間英作文(30分)
(毎週テスト実施)
・リーディング(30分)
(速読教材や物語の英語本を早さを意識しながら読んでいく)
・シャドーイング(30分)
(世界の著名人のスピーチを発音重視でオーバーラップ、録音しコーチに送信&添削を毎日受ける)
・リスニング(15分)or オンライン英会話(15分)
・1分間スピーチ(10分)
(1分間程度なんでもいいのでテーマを決め話す、録音してWPMや語数を把握し流暢にスピーチできるまで練習する)
プログラムでは1日3時間のトレーニングで、などと謳われていますが、私は受講期間②の3ヶ月間は平日2〜2.5時間、休日は基本休み、または必要に応じて取り組む感じでした。
続いて、特に注力したかったスピーキング力について、具体的に行なったこと、私なりに気をつけていたことを次項目で紹介していきます。
スピーキング力アップのために毎日行ったこと
日々のトレーニングでスピーキング力のために力を入れていたのはこちらの項目です。
・単語
・瞬間英作文
・リーディング
・シャドーイング
・リスニング
・オンライン英会話
・1分間スピーチ
受講の開始と終了時に受験したversantはスピーキング力を測るテストなので、最終的には試験対策のようになっていたのも事実です。スピーキング力を測る指標を上げるために発音、流暢さ、語彙力、瞬発力などを満遍なく鍛えなくてはなりません。
トレーニングを行う上で重要な指標: WPMとは
スピーキングの学習を行う際に意識すべき指標、WPMとは(word per minute)、つまり1分間に発話した語数を表す数値を示しています。
1分間あたりの発話語数を増やすことが、スピーキングの速さや流暢さを意識してトレーニングすることになるので、この数値を毎度記録して目標値を都度設定していました。
シャドーイングと1分間スピーチにて密接に付き合ってきたWPMですが、それぞれ最終的にどこまで伸ばせたかは以下の通りです。
◆受講開始→受講終了
2つのトレーニングでのWPMにかなり差がありますが、本当に、スピーチに苦労しました。。
以下、どのようにトレーニングを行いどんな感想だったか記載していきます。
シャドーイングと1分間スピーチで行ったこと
◆シャドーイング
最初はTOEICで聴くリスニングのような音声からスタートしました。それから世界の有名なCEOのスピーチを抜粋してトレーニングを行っていました。例えばAPPLE、FACEBOOKのCEOなど。
取り組むWPMをコーチと決めた後、それに応じたスピーチを毎日録音してコーチに音声の添削、次の日は改善してもう一度提出&添削、何度か繰り返したら次の話・上のWPMへ、という形で常に行っていました。
半年間続けた所感としては、
毎日少しずつ上手くなっていく感覚を得られ、実際にコーチの添削も減ってきて課題が進むごとに成長を感じやすかったです。単語と単語のつながり、脱落する音、変形する音が毎回異なるのであらゆる形の音声に自身の耳が対応していけるように成長したのを実感しました。
◆1分間スピーチ
シンプルに、テーマをなんでもいいので決めて1分間ほど自身から発してみるという流れでしたが非常に苦労しました。音声のオーバーラップ(シャドーイング)は個人的に得意だったのですが、そのように口が動くことは全くなく、、
すぐ詰まるし吃るし、最初はテーマを決めたらキーワードまで洗い出して使う単語を脳内に意識するところから始めました。
かなり苦労したのですがキーワードやあらすじを洗い出す作業を少しずつ減らしていくのに半年かかってしまいました。そんな中でも毎回スピーチの後は文の添削とWPMが100を超えるまで繰り返し練習です。
繰り返し練習してその文に慣れていくと以降のスピーチトレーニングでも慣れた文の形式は発話しやすくなることが感覚として印象に残っています。
特にスピーチで取り掛かり&流用しやすいテーマの文の例ですが
・日本の観光地、有名なもの(外国人に日本の話をするイメージの文)
・自身の学生時代など過去の話(変わらないので)
こういった文に慣れてスピーチの際に活用できるとスムーズに話せる文が発生するのでスピーチトータルのWPMの上昇に貢献できます!!
そしてこのような構文、使いやすい形式を増やして自身のストックに含んでいければよりスピーチに取り組みやすくなっていく感覚がありました。
半年間行って感じたことは、続けること、やめないことに尽きるということです。
スピーチ以外にも自分の現状や身の回りのことを独り言で実況するなども常に行っていました。
例えば:今シャワーを浴びている、今日はこんなことがあってこうだったな、、
外を歩いているけど暑い、到着まで〇〇分、
などなんでも、脳内を英語漬けにする時間を所々作りました。
まとめ
私の最終的な結果はVersant 54点と決して誇れるような点数ではありません。
今は学習をストップしてしまっていますが英語に対する意識は完全に捨てず、日々英語に自然に触れるような状況を持つようにしています。
スマホやソフトウェアの言語を英語に設定したり、外国人のYouTubeを見たり。
トレーニングなど何を行ったかをここまで説明してきましたが、結局「継続」しかないということを痛感させられます、この記事を書きながら改めて実感しました。
というか全てにおいて「継続」の大切さが身に沁みています。記事執筆もその一つです。
これから20代の締めと30代に向けて、と個人的なテーマを掲げ色々なものに挑戦していますが今挑戦していることは続けないと真価を発揮できないものだなと感じます。
楽器練習も演奏動画投稿も記事執筆も継続の先にあるものを楽しみに今後も続けていきたいと思います。
個人のまとめになってしまいましたが。今後も色々挑戦し、興味のあるものは粘り強く行っていきたいものだなと思いました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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