爪のオシャレとは無縁の時代が長かった私ですが、コロナ禍にネイルに目覚めました。
当時はピアノを時々弾くくらいの時期だったので、100均のジェルネイルをセルフで始めました。
当時は指先から5ミリ以上伸ばしていたこともありましたが、現在は演奏の傍ら短い爪でのセルフネイルを楽しんでいます。
楽器を本格的に再開するにあたって長い爪を切る際に多少の躊躇はありました。またその後短くなってしまった爪でどのようにネイルを楽しむかを考えていた時期がありました。
最終的に現在は私なりの「キレイな爪理論」にたどり着いたので、今回は楽器も爪のオシャレも欲張りたい!という方に何か参考になるお話ができたらと思います。
(アイキャッチ画像は自身のセルフネイル画像集です!)
演奏に適した爪の長さと形は?
楽器を痛めないため、いい音を出すため、爪は短く整える必要があります。
一人一人の適切な長さが異なるので以下のポイントを参考に考えていただくといいかと思います。
適切な爪の長さと形とは
以下私の考える3つのポイントについて説明していきます。
① 爪が指先から飛び出さない長さ
個人差がありますので参考画像を元に、鍵盤や指板に当たらない長さを知る必要があります。
②指先に沿った自然なカーブ&角が尖っていない爪
角が尖っていると指が鍵盤や指板に斜めに入った時にぶつかったり、鍵盤の間に爪が挟まったりして痛い思いをします。。

③短ければ短いほど演奏に支障ない(①②満たさなくてもOK)
ただし深爪など痛みが発生しては楽器どころか日常に支障もきたしてしまうので切りすぎには気をつけてください!

…ここからは私の経験談ですが、

長いネイルでピアノを弾くと鍵盤の間に挟まってエグれそうになる経験もしばしば。。爪をカチカチ言わせて指を平たくして弾くのは普通に弾きにくかったです。
爪が短くてもキレイな形に見える!ネイルのひと工夫
短くなってしまったけれどできるだけ縦長の美しく見える爪でありたい、、と思う方に、私の経験も踏まえ「美しいショートネイル」で押さえるべきデザインのポイントをまとめていきます。
①甘皮処理でさらに縦幅をだす!
毎度ネイルケアの都度甘皮処理ができているかは重要なポイントだと思います。
爪の根元にある皮膚のこと。
爪上皮(そうじょうひ)やキューティクルとも呼ばれる。
① 指先の甘皮部分をお湯につけて少しふやかす、またはキューティクルリムーバーを塗り込む
②プッシャーなどで優しく、爪の根元に向かって甘皮を押し下げる(押し込む角度に注意!)
やりすぎるとケガや痛みの原因になってしまうので少しずつ様子を見ながら行ってください!
②おすすめの手法と、縦爪から遠ざかってしまう手法
きれいな縦爪に近づける手法とその効果はこのようになります。
おすすめのデザイン・カラーなど | 効果 |
---|---|
肌馴染みの良いカラー シアーカラー(肌馴染みと関係ないカラーもGood!) | 指と爪の一体感を出しやすい。ビビッド色では爪の輪郭がはっきりし小さく見えてしまう。 |
細やかなラメやストーン少数使いの上品なデザイン | ラメの効果により光で彩度を飛ばせる。 ストーンの光で爪の短さから意識を外せる。 |
縦ラインを意識したデザイン | 縦のグラデや縦線が入ったデザイン、目の錯覚を利用。 |
根元はクリアやベージュ系 | クリアやベージュにすることで、爪の根元の場所を誤魔化せる。 |



では逆に「きれいな縦爪」から遠ざかってしまう手法は?



ビビッドカラーやラメを超えてグリッターのような大粒のギラギラとしたデザインはインパクトが大きく、爪の短さが強調されてしまいます。
以下、実際のセルフネイルでおすすめデザインの例を紹介します!




【長い爪にこだわる!】爪を長くしたいと思った時は
◆ピアノ奏者の爪の許容できる長さは、、?
ピアノを押さえる時に爪がカチカチ言わない&指をどこまで伸ばして弾けるかを探りましょう。
弾く曲にも拠りますが、16分の細かく早いフレーズだらけ、例えばショパンのエチュードを弾く人は長めに爪を伸ばしておくことは厳しいと思います。
◆ギター奏者の爪の長さは指によって様々!
ギターにおいて
弦を押さえる指(人差し指から小指)とピックを持つ親指は爪が長いと弾きづらいです。
- 初心者… 一旦短くした爪で弦をしっかり押さえる練習にフォーカスすべき
- オープンコードの練習… 爪が少しでも指板に当たると全ての弦が鳴りにくくなってしまう。
上記は短い爪が必須といえます。
ところがコード練習をある程度終え、曲の練習に入っていくと実は指を立てて押さえないといけない場面は結構減ります。むしろ寝かせて、他の弦に触れながら練習する場面が多くなります。
私はこの段階で実は短くしすぎなくてもいいんだと気づき、「ネイルちょっと長さだすのもアリかな〜」と少し嬉しくなった記憶があります
結論、ギター演奏に関わらない爪は長めにネイルできます!少しチグハグさが気になる人もいるかと思いますが。
また、そもそもの爪の形や爪の長さをきれいに育てる「育爪」についてもこちらに解説しています。
ネイルアートと育爪は個人的には切り離せないテーマでした、ぜひこちらも興味があれば覗いてみてください!


おわりに
楽器を演奏したいけど爪をおろそかにしたくない、、と何度も考えては、シンプルネイルになり、ネイルへの意識が低下することもありましたが、せっかく得たおしゃれの手段を捨てたくはないですよね。
私なりに、短くてもしっかりとしたアートを楽しめる方法を考え実践してきました。
同じ楽器奏者で爪の長さとの付き合いに少し悩んでいる方へ、この記事が参考になっていれば幸いです。
これからも演奏・ネイルアートを楽しんで充実した日々にしていきましょう!
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